WiMAXって遅いって言われているけど何が原因なの?
WiMAXとはご存じのように「自宅のインターネット回線のように外でもネット使える!」が売りのサービスで、2020年10月の段階で5000万人以上が契約しています。
しかし新規にWiMAXを契約しようと考えているとまず思いつく不安が「やっぱり契約しないほうが良かったかな…」という後悔の念。
後悔する人の大半は使い方を間違っているからなんです。
- 本記事では下記について話していきます。
- WiMAXが遅い原因4つの理由
- WiMAXを速くする方法

遅い原因を知っておけば、WiMAXはもっと便利に使うことができるようになります。あなたは安心してWiMAXを契約することができます。
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WiMAXが遅い原因は大きく4つ

WiMAXが遅い原因は大きく4つです。
通信速度は理論値
WiMAXはUQ WiMAXやWiMAXプロバイダーに記載されているように「440Mbps」および、「1.2Gbps」となります。
「440Mbps」や「1.2Gbps」という数値は「理論上」の数値の話であり、絶対にこの速度が出るわけではありません。
遅く感じるひとつの理由がこれです。
実際に理論値と書かれていてピンとくる人は「ああ、実際はもっと遅いんだな・・」と構えることができますが、ピンとこない人は「すごいスピードがでるんだ!」と逆に期待してしまいます。
ここにギャップが出てしまい、ピンとこない人たちにとっては、「なんか、言うほど速くないけど…」とガッカリするという構図が出来上がってしまいます。
結論を言うと、WiMAXの実際に出るスピードは実測値で100Mbps~でれば相当速い部類に入ります。

実測値については実際に測定した値を公開していますので、ぜひ参考にしてみてください!
光回線と比べても無駄
光回線は1Gbps、特にNURO光は2GbpsとWiMAXを大きく上回る通信速度を実現しています。
WiMAXは自宅でもインターネットが使えて、外に持ち出せば自宅と同じようにインターネットを使うことができます。
これはとても魅力的でWiMAXが5,000万回線以上契約されている理由のひとつです。
そのため、この魅力を感じ光回線からWiMAXに乗り換えた場合、通信速度の遅さに驚きを感じることは避けられません。
光回線は1Gbps(これも理論値)ですが、1Gbpsがそのまま出ることはなくてもWiMAXと比べると速いところで600Mbps(これは実測値)がでます。
そもそも光回線は光ファイバーという光がとおるケーブルを使ってインターネットと通信をします。WiMAXは電波ですので、圧倒的に不利です。
比べるのであれば、使い勝手を比べるとよいでしょう。
繰り返しすが、通信速度で比べても意味はないのでご注意ください。
設置場所が悪い
WiMAXは電波の特性を知っておくとどこへ設置するべきかがわかります。
WiMAXはご存じのように「電波」を使用します。
ですので、単純にWiMAXのアンテナ塔のある方向に向けてWiMAXのルーターを向けることで電波の受信効率が高くなります。
が、そううまくいきません…。
WiMAXのアンテナがどこにあるかもわかりませんね…。
WiMAXの電波は2.4Ghzや5Ghzといったかなりの高周波です。
波の文字が使われているように波の間隔が非常に短く振れ幅も大きくありません。
ようするに直線的に電波が飛ぶため、ビルの陰に自宅があったりしてしまうと必然的に受信感度が落ちてしまうんです。
そのため、WiMAXルーターを置く場所は窓際でできる限り高い位置に設置することが一般的となっています。
一方、スマホに使われている4G/LTEは周波数が800Mhz~となり、周波数はWiMAXより低くなります。
大きな波となって飛んでくるので、受信感度が良い=通信品質が良い、ということが言えます。
ちなみに次世代高速通信の5G(ファイブジーと読む)は周波数がWiMAXよりもさらに高いため、2020年10月時点ではかなり限定された場所での使用となっているのが現実です。
地域性
日本全国をカバーしていますが、海岸や山頂付近などWiMAXの電波は届いているけど、微弱な地域もあります。
これは地域によって大きく変わってきます。
有名観光地などにはアンテナ塔があるため海岸線でも電波感度が良いことがありますが、過疎地になってしまうと電波こそ受信しますが、アンテナ塔が近くにないこともあり通信速度の低下の懸念があります。
同様に山も富士山などにはアンテナが立っているため受信に困ることはありませんが、そういう場所でない場合は山頂より低い場所にアンテナ塔があったりすると受信感度は低くなり通信速度の低下の懸念があります。
アンテナ塔は地上に向けて電波を飛ばすため、山の場合ではアンテナ塔より高い場所にいると、圏外になることがほとんどです。
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WiMAXの通信速度を速くする3つコツ

WiMAXの通信速度を少しでも速くするコツを3つ紹介します。
極力窓際で高い位置に設置する
サブタイトルのとおりです…。
「設置場所が悪い」の項目で説明したように、WiMAXは直線的な電波が飛んでいますので、それを少しでもキャッチする必要があります。

見晴らしの良い窓で高い位置にWiMAXルーターを置くとグッドです!
電波をWiMAXルーターに集めるように金属で囲う
見た目は悪いですが、窓側のできるだけ高い位置にボールなどをパラボラアンテナのように使うことで電波の受信感度を高めることができます。

見た目よりとにかく速く使いたい!という場合、挑戦してみても良いですね!
WiMAXとパソコンをUSB Type-Cケーブルでつなぐ
WiMAXルーターは、WiMAXアンテナ塔から送信される電波を受信し、インターネットとつながります。そして、パソコンやスマホはWiMAXルーターを経由してインターネットに接続します。
- ここで懸念されることは、、
WiMAXルーターとパソコンも無線で接続されていること
WiMAXの電波って悪いの?Broad WiMAXのW06を使って通信速度を測定の記事を見ていただくとわかりますが、WiMAXルーターとパソコンをUSB Type-Cで接続する方法がもっとも通信速度が出ました。
無線通信は基本的に暗号化されます。
暗号化はルーター・パソコン(スマホ)どちらにも負荷のかかる機能であり、通信速度は暗号化していない通信と比べて遅くなります。
これは暗号化された通信データを複合(暗号化解除)するからなんです。
その点、USB Type-CケーブルでWiMAXルーターとパソコンをつなぐだけで暗号化は不要になるので、通信速度が出る、ということになります。

今回紹介した「WiMAXの通信速度を速くする3つコツ」を合わせて使うことができればかなり通信速度を改善できる可能性があります。
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WiMAXの遅い原因を知っておけば性能を十分発揮できる(まとめ)

WiMAXが遅いと感じる(言われる)原因についてまとめました。
440Mbpsや1.2Gbpsという数値は理論値なのであてにはなりません。
今回紹介した遅いと感じる理由と改善策を知っておくだけでWiMAXをもっと賢く便利に使うことが可能です。
何も知らないまま使うことはただ単に「WiAMX使えなさすぎwww」と思うだけです。
WiMAXには14日間無料で試せる「Try WiMAX」というサービスがあります。

WiMAXの特性を知って便利に使いたいですよね!
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